ワクワクメールの運営会社について調査してみた!本当に安全なの?
ワクワクメールは2001年にサービスを開始、累計会員数1130万人(2023年9月時点)の人気出会い系サイトです。
ワクメ自体は出会い系業界の老舗大手という安心感はありますが「ワクワクメールを運営している会社ってどんな企業なのか、本当に信用できるのか」気になっている人も多いと思います。
というのも、悪質なサクラ詐欺出会い系の運営会社って、Googleで社名や住所を検索してもヒットしないケースがほとんど。怪しすぎますよね。本当に存在するのかさえ疑わしい…。
なので、出会い系サイトやアプリの安全性・信頼性を判断するのに、運営会社の正体をチェックするのは賢明な判断と言えます。

では、ワクワクメールの運営会社についてはどうなんでしょうか?徹底調査してみました!
運営会社はワクワクコミュニケーションズ
まず、ワクワクメール公式サイトの「会社概要/特定商取引法」のページを確認すると、運営会社は株式会社ワクワクコミュニケーションズと記載されています。
早速、会社名でググってみると、ちゃんと企業ホームページがヒットしました。

悪徳出会い系アプリ運営者の場合、ホームページがないケースが大半なので、ひとまずは合格ですね。
それでは、ワクメ公式サイトと企業ホームページの情報を元に、ワクワクコミュニケーションズがどんな会社なのかチェックしていきましょう。
ワクワクコミュニケーションズ事業内容
代表取締役 | 大林 正広 |
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所在地 | 〒106-0032 東京都港区六本木7丁目5ー11 |
連絡先 | support@550909.com 0570-05-0909(対応時間:10時~深夜1時) |
事業内容 | インターネット異性紹介事業・SNS事業 |
届出 | インターネット異性紹介事業認定番号96090001000 |
株式会社ワクワクコミュニケーションズは、ワクワクメールの運営、つまりマッチングサービス事業を専門におこなっている会社のようです。
全ての出会い系サイト・マッチングアプリは、出会い系サイト規制法という法律によって、インターネット異性紹介事業者として公安への届出が義務づけられていますが、ちゃんと認定番号も記載されていますね。
いや、本来は当たり前のことなのに、実はApp StoreやGoogle Playで配信されている出会いをうたったアプリって95%以上が無届けなんですよ。
まともな商売をしているなら届出すれば良いだけなのに、なぜ法律をすり抜けて無届けで営業しているかと言えば、何かしらやましいことがあるからに他なりません。

インターネット異性紹介事業の認定番号が記載されていないようなマッチングサービスの利用は、危険なのでおすすめしません。
ワクワクコミュニケーションズの企業理念
真っ当な会社なら企業理念があるのも当たり前ですが、悪徳出会い系アプリの運営者の場合、希にホームページがあっても、ただ代表者名と住所が書いてあるだけのパターンがほとんど。
株式会社ワクワクコミュニケーションズの企業ホームページには、ちゃんと企業理念(ビジョンとミッション)が記載されています。
■ミッション
目の覚めるような感動を!
■ビジョン
末永くお客様に親しまれる出会いの場になる
創業ストーリーが記載されている!
また、ワクワクコミュニケーションズのホームページにはワクワクメールの創業ストーリーを記したコンテンツがあり、これを読むと創業者の熱い思いが分かるはず。
実際に読んでいただくのが一番なので概略だけまとめておきます。
- 1962年 創業者が鹿児島で生まれる
- 1981年 高校を卒業し大学へ進学後、自分でお金を稼ぐ面白さを知り大学中退。会社勤めをせずに、様々な商売に勤しむ。
- 1992年 電話によるマッチングサービスを開始
- 2001年 インターネットによるマッチングサービス「ワクワクメール」を開始
- 2011年 ワクワクメールのユーザー数が業界トップに
- 2020年 ワクワクメール20周年
各出会い系公式サイトが発表している会員数を信じるなら、今はユーザー数業界1位は会員数3000万人とうたっているハッピーメールですが、ワクワクメールがトップの時代もあったんですね。
社会貢献活動に取り組んできた実績
ワクワクメールはこれまでに社会貢献活動にも積極的に取り組んできたのが特徴。企業ホームページには、その主な活動内容も記載されています。
主な社会貢献活動をピックアップすると次の通り。
- 全国に100万枚のマスクを配布
- 自然災害時の義援金活動
- 福岡天神の巨大看板を使ったアート支援活動

出会い系サイト運営だけにとどまらず、このような活動に真面目に取り組んできた点も好感が持てるし、安心感が強いですね。
働く環境と採用情報
社員の労働環境の良さ悪さって、僕らユーザー対応にも表れるもの。ブラック企業の場合、社員にも覇気がなく、顧客対応もイマイチになりがちです。
その点、ワクワクメールのサポートのレスポンスの早さと対応の丁寧さは、僕の経験上、人気出会い系アプリの中でも一番。今回、企業ホームページを見て、その理由が何となく分かった気がしました。
オフィスは東京ミッドタウン公園が目の前のデザイナーズビルにあり、緑に囲まれた環境なんだとか。なんかオサレですね。

で、何よりも社員が働きやすい環境作りに熱心で、福利厚生が充実しているのが特徴ですね。
これも実際に働く環境のページと採用情報をご覧いただくのが一番ですが、主な取り組みだけピックアップしておきます。
- フレックスタイム制度(コアタイム12時~17時)
- テレワーク制度
- 書籍購入制度
- 他社サービス利用制度
- セミナー参加支援制度
- スポーツジム利用補助制度
中でも面白いと思ったのは、他社サービス利用制度。他社サービスとは競合する出会い系アプリやマッチングアプリのことだと思います。

ワクワクコミュニケーションズでは、他社サービスへの課金額を月2万円を上限に補助してくれるんです。
確かに、市場のトレンドやライバルの動向を知ることってワクワクメールの企画開発に役立つと思いますが、その利用料金を毎月補助してくれる会社って、ほとんどないのではないでしょうか?
こうした社員への配慮は、実際のワクワクメールの丁寧なサポート体制につながっているような気がしますね。
実は親会社は有限会社コロン
ここまではワクワクメールの運営会社ワクワクコミュニケーションズについて見てきましたが、実はワクメ公式サイトの「賃金決済法について」のページには次のように記載されています。
有限会社コロン、運営委託会社ワクワクコミュニケーションズとなっているんです。早速、有限会社コロンをググってみると、やはりちゃんと企業ホームページが見つかりました。
有限会社コロンの採用情報を見ると、ワクワクコミュニケーションズの募集内容とほぼ一致しており、ワクワクコミュニケーションズはワクメを運営するための子会社・関連会社という位置付けのようですね。
先に紹介したワクワク!創業ストーリーに登場する「創業者」とは、恐らくコロンの社長さんである浜田研史さんのことだろうと思われます。
有限会社コロンの事業内容
代表取締役 | 浜田 研史 |
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設立 | 1998年8月 |
所在地 | ■本社 鹿児島県鹿児島市名山町2-14 シャトレー名山1F 企画部門 東京都港区赤坂9-5-12 パークサイドシックス401 ■営業部門 福岡県福岡市中央区天神5-5-19 天神赤い風船ビル本館8F ■管理部門 鹿児島県鹿児島市易居町7-13 甲斐ビル2F |
資本金 | 300万円 |
売上 | 56億円(2021年度) |
従業員数 | 80名 |
事業内容 | ・Webコンテンツ(PC・モバイル)の企画、制作、運営管理 ・通信事業のシステム開発 ・インターネット広告、宣伝、販促に関する企画、制作 ・太陽光発電所運営、テナント管理運営 ・ホテル、旅館及び温泉浴湯施設の経営 |
設立は1998年と、会社の歴史は既に20年を越えています。設立10年後の企業存続率は1割未満などと言われる中、地に足のついた経営を続けてきた証ではないでしょうか。
また、出会い系アプリのデベロッパーの事業はネットビジネスだけというパターンが多い中、リアルビジネスを展開している点も安心感がありますね。
太陽光発電(メガソーラー)事業については、NECとタイアップしているとの記事も見つけました。
もし、有限会社コロンがサクラを使って会員を騙す詐欺マッチングサービスを運営している企業なら、当然NECとの取引も難しいはず。これも会社の信頼性・安全性を物語る事例と言えます。
実際のワクワクメールの安全への取り組み

ここまで見てきて、ワクワクメールの運営会社ワクワクコミュニケーションズも、その親会社である有限会社コロンも、信頼のおける安全な企業と評価して良いと思います。
では、実際にワクワクメールの安心安全対策としては、どんな施策が取られているんでしょうか?
18歳以上の年齢確認の徹底
年齢確認とはクレジットカードや公的証明書(運転免許証、パスポート、健康保険被保険者証、国民保険被保険者証など)によって、18歳以上であるかを確認する審査。
年齢確認の実施は出会い系サイト規制法で、全ての出会い系サイトと婚活系マッチングアプリに対して義務づけられているんですが…
実際にはやっていない脱法アプリが大量に存在するんですよ。そんな18歳未満の児童も業者も紛れ込み放題の危険なアプリの使用は絶対おすすめしません。

ワクワクメールは当然、年齢確認必須です。この点については次の記事で詳しく解説しているので参照下さい。
セルフィー認証の実施(※任意)
年齢確認は法律上の義務なのでやるのが当然。でも身分証の顔写真と実際の顔を照合して本当に本人か確認する「セルフィー認証」はハッピーメールにもPCMAXにもないワクメ独自の取り組みです。
セルフィー認証は強制ではなく任意とは言え、この仕組みがあるだけで、業者などの不正ユーザーにとってはプレッシャーになります。
ハッピーメール、PCMAX、ワクワクメールの出会い系御三家の中で最も業者が少ないのは間違いなくワクワクメールであり、それもこうした徹底した取り組みの成果だと思います。
24時間365日の監視・サポート体制
ワクワクメールに限らず、大手人気出会い系アプリはどこも「24時間365日の監視・サポート体制」をうたっていますが、具体的な取り組みを見ると、実は結構差があるんですよね。
というのも2022年現在、ハッピーメールとPCMAXには電話サポートがなく、メールサポートのみの対応です(ハピメは2020年8月、PCMAXは2017年に電話お問い合わせ窓口を閉鎖)。
でもワクワクメールはメール窓口だけじゃなく、ちゃんと電話窓口も設置しています(0570-05-0909:10時~深夜1時対応)。
リアルタイムで人が応対してくれる有人サポートは、男性にとってはもちろんですが、特に女性にとってスゴく安心感が大きいと思います。
JAPHICマークを取得
JAPHICマークは個人情報の保護に関する法律を守り、個人情報が適切に扱われていると認定された証。第三者機関JAPHICの厳しい審査を通過した事業者だけが表示できます。
ちなみに、2021年に171万件もの個人情報漏洩事件を起こした婚活マッチングアプリのOmiaiはJAPHICマークの表示を認められていません。
今、優良出会い系アプリと優良マッチングアプリの多くはJAPHICマークを取得しています。

ワクワクメールの場合は「プライバシーポリシー」ページにJAPHICマークが表示されていますよ。
当然ながら、登録後に個人情報が漏れて迷惑メールが来るなんてことは一切ありません。
ワクワクメールの運営会社についてまとめ
運営を担当する株式会社ワクワクコミュニケーションズ、オーナーの有限会社コロンともに、社会貢献活動やリアルビジネスにも取り組んでいる安全な企業です。その企業理念は、ワクワクメールの運営にもしっかり反映されていると感じます。安心して利用できますよ。